Quantcast
Channel: 未来を見つめて 夢の彼方へ!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9817

質問「ほかの国の医療事情はどうなの?」

$
0
0

医療費が払えず自己破産が続出するアメリカ人から質問「ほかの国の医療事情はどうなの?

 
アメリカの医療制度
アメリカでは高度な医療技術とは裏腹に、高額な医療費が社会問題となっています。保険に未加入者はもちろん、加入者でさえも満足な治療を受けられずにいる例が少なくありません。
ところがアメリカ人からすると、国民皆保険のようなほとんどの人が医療保険の恩恵に預かれる、他国のシステムこそ不思議に感じるそうです。
あるアメリカ人が「国民皆保険のある国は、いったいどんな感じなのか教えてほしい」と海外掲示板に投稿していました。
他国の人のコメントをご紹介します。
 
 
●ニュージーランドでは、ケガしたり病気になったら治療費を気にせずに救急へ行けるよ。薬代は5ドル(約500円)ほど。
事故で負傷すると、国民保健で医療費やリハビリ代のいくらかはカバーされる。ただしMRIのような大きな設備で待つのが嫌なので、プライベートの保険にも入ってる。

●腕を骨折するだろ、病院へ行くんだ。そうしたら手術をしてもらい、面倒を見てもらったあと家に帰る。保険がすべてをカバーしてくれるよ。医者に行くところから足のツメが皮膚に食い込んだのを治すまでね。オーストラリアだ。

●スウェーデンもそうだよ。

●イギリスもだけど、医療費が無料じゃないことが信じられないな。

●カナダだけど、すべてに保険が効いているわけではない。基本的な医師の診断、入院、レントゲン、標準の検査などは含まれる。だけど理学療法、精神医療などはいつも無料というわけではない。歯医者やメガネもかかるよ。

●同じくカナダ人だけど、病気やケガをして医療費なんか考えたことないよ。アメリカに住んだらそれが一番の心配になるんだろうとは思うけど。
ただし検査をする必要がある場合、その待ち時間が恐ろしく長い。MRIなどは3か月ほど待たなくてはいけない。それを早くするために支払うって選択肢もあるよ。

●↑カナダ人だけど自分は医療費が心配ではないので、何か月も待ったりはしないな。さっさと検査して次へ行く。

●母は乳がんの診断を受けて、幸運にもそれほど深刻ではなかったけど、念のため抗がん剤治療を希望した。1セントたりとも払っていない。5週間の入院費用も入れてね。ちなみにニュージーランドから。

●ギリシャから。まともなサービスを受けるには「封筒」(別名ワイロ)がいる。諸外国から腐敗しているという圧力を受けたので、それを「お礼」という言葉で合法化した。

●イギリスに4年住んでいるアメリカ人より。
こっちに来て初めて医者に訪問したとき、「これで終わり? 帰っていいの?」と聞いてスタッフに笑われた。何も払わずに帰ったことで罪悪感を感じたほどだった。保険証を見せる必要も心配もいらなかった。医者に行ったのは数えるほどだけど、無料の医療制度の重要さを実感した。自己中心的な理由ではなく、アメリカ人が制度を変えることに投票せず、常に信頼を抱かせないように教えられていることはバカげていると思う。アメリカがそうであることにはいろいろ理由があるけど、どうして賢くなれないのかと思う。どうしてもっと海外に出て、実際に世界を見てこないのかと思う。もっと市民を教育して自国の政治に疑問を持つべきだ。
イギリスでは、アメリカにいた頃よりひどい診察を受けた覚えがない。アメリカで最高の病院と言われたところの診察と比べてさえもね。アメリカの学生が20回も自己破産を招く医療よりずっとましだと思う。

●↑アメリカで理解できないのはそこだけだよ。何十億もの「自由」や「民主主義」を他の国にもたらしておいて、リッチな政治家をよりリッチな政治家に、リッチな友人をよりリッチな友人に、それは問題ないらしい。
ところがみんなに無料の医療制度をとなると……急に「くそったれ、共産主義め、社会主義め、そのヒッピーな考えをよそに持っていけ!!!」となるんだ。

●イギリスから。昨日、小さな息子が腕を骨折して病院へ行った。受付の人が息子に冗談を交えながら話してくれ、ナースはすばらしく、レントゲン技師は一生懸命にどこにどの骨があるのか息子に絵を見せながら説明してくれた。石膏を扱う職員はどんな風になるのか、どうやって石膏を扱うかを説明してくれ、当然何も払わずに病院を出た。さすがに駐車料金は保険でカバーされていないので、それだけ払った。完璧とは言えないイギリスの保険制度だけど、それでも最高だよ。

●↑アメリカ人として、それは信じられない。妻子がケガや病気をしたらどうしようかと不安になるほどだ。

●↑うちの娘も去年の10月に骨折したよ。自己負担は4500~5000ドル(約45~50万円)だった。保険でカバーされて20%になるからだが、全額負担だと25000ドル(250万円)になる。

●↑はぁ? カナダ人として思うけど、それはありえないし信じられない。戦争にそんなお金をかけているなら、自国民の面倒を先に見るべきだと思うね。

●オーストラリア人だけど、去年18歳で心臓の手術を受けた。国民皆保険でなければ死んでいるか借金だらけだったと思う。

●アメリカにようこそ。(70%の破産者は医療費から)

●日本から。子供もなく独身。自分の場合は全収入の4%くらいを払って国民健康保険に入っている。自己負担は30%で、美容に関係ない歯科も含む。超過額は前年度の収入による。
・負担はかなり安いよ。MRIは60ドル(約6千円)ほどで、20ドルを自分で支払って残りは保険でカバーされた。薬が検査より高いときがある。ぜんそくの診断に15ドルほど支払ったけど、基本的な処方箋に20ドルとかね。自分が払うものはそれだけで、70%は保険で払われる。
・カウンター越しの薬はかなり高く保護されている。アメリカで500個のアスピリンが3ドルだったのに比べてここは10個ほどが6ドルもする。この辺の均衡をなんとかしてほしい。
・他の問題として個人クリニックで高額を請求しているのではなければ、医師の給与が低い。診断そのものが安いからである。利益のために何度も不必要に診断に来るように患者を促すように出来ている。これは患者も医師も両方の時間の無駄である。
・自分で医師を選べる。専門医で別の医師から差し向けられた場合ではないときは、特別料金を払わないといけないときもある。
・病院は孤独な老人たちで混雑している。
・抗生物質、点滴などの薬剤は広く過剰に処方されている。
・健康診断が企業などからカバーされている。
・自分が知る大きな問題は、制度全体の財政。
効率と維持という側面では欠点はあるが、それでも全体には良く、安く済むシステムである。

●ドイツに住むアメリカ人だけど、付け加えると医療費が掛かるところでも、アメリカで保険に入っているより安い。初めてこっちに引っ越してきたとき、まだ保険に入る前に医者にかかった。すると診察料は30ドル(約3000円)だった。アメリカならそれが200ドル(約2万円)くらいする。こっちに住んでアメリカのシステムがどれだけ崩壊しているかを知った。アメリカでは保険に入っていても借金だらけになる。それはもう保険ではない。

●フランスから。ガンになったからといって破産はない。税金はアメリカより高いけど、医療制度の効率はいいよ。

各国の良いところ悪いところは、その国の中だけで過ごしているとなかなか気づきにくいものです。
こうして他国の人々と比較できる場があるのは、自国のシステムについて考える良い機会となっていますね。
 
らばQさんよりの転載です
 
 
 
 
 
 
この機会に世界中の社会福祉について色々と勉強するのも良いかもしれませんね(^^)
 
 
日本に生まれて良かった!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 9817

Trending Articles