伊勢志摩サミット、きょう開幕-財政出動・構造改革など討議へ
(ブルームバーグ):主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が26日、三重県志摩市の賢島で開幕する。世界経済下支えに向けた財政出動や構造改革などの政策手段をめぐり、各国首脳がどこまで一致して踏み込んだメッセージを打ち出せるかが焦点。サミットは2日間で、安倍晋三首相は27日午後、議長会見を行う。
安倍首相は25日夜、オバマ米大統領と会談。終了後の共同記者発表で、サミットの最大のテーマは「世界経済」と述べた上で、米大統領とは「世界の持続的、かつ力強い成長をG7としてしっかりとけん引していかなければならないとの認識で一致した」と言明、「大統領と考えを擦り合わせることができた」と述べた。サミットでは「日米で緊密に連携し、国際的な諸課題の解決に向けた道筋をしっかりと示していきたい」とも語った。
安倍首相は今月初めの欧州訪問で各国首脳に機動的な財政出動への理解を求めたが、慎重なドイツ、英国との隔たりは埋まらなかった。木原誠二外務副大臣は20日、ブルームバーグの取材に対し、「経済については各国の事情もある」と説明。「大切なのは、世界経済がやや停滞している時に、G7がそれぞれ全員で責任を果たしていくのだと確認すること。構造改革もあるだろうし、財政出動に限るものではない」と話した。
第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは24日付のリポートで、日本だけが積極的に財政出動をすると長期金利が上昇して円高につながると指摘。世界経済へのインパクトも限定されるため、やるのなら各国がすべて財政出動し、やらないときは財政出動しないのが「合理的な選択」との見方を示した。
仙台G7
サミットに先立って21日まで仙台市で行われたG7財務相・中央銀行総裁会議。日本の財務省が公表した議長サマリーによると、各国は世界経済を成長経路に回帰させるため、「各国の状況に配慮」しつつ、金融、財政、構造政策を動員するというコミットメントを確認。財政出動に関しては、「債務残高対GDP比を持続可能な道筋に乗せることを確保しつつ、経済成長、雇用創出および信認を強化するため機動的に財政政策を実施することの重要性に合意した」と記述された。
麻生太郎財務相は24日の会見で、サミットへの期待感について問われ、財政出動を各国で一斉にできないことは分かっていることだとの認識を示し、「財政、金融、規制緩和を使って皆で需要を喚起して経済をきちんとしていこうという合意ははっきりしている」として、需要喚起策は仙台G7での合意の枠組みに沿ったものになるとの見通しを示した。
SMBC日興証券の丸山義正チーフマーケットエコノミストは23日付のリポートで、仙台G7が財政政策活用で各国の全面的な賛同を取り付ける下敷きになると期待していた人にとっては「肩すかし」だったと指摘。一方で、安倍政権はサミットで財政政策は「各国の事情に委ねる」との賛成を取り付けられれば、消費税率引き上げ先送りや財政拡張のための「御旗」には十分だとみていると分析した。
26日の午後には、世界経済のほか、貿易や政治外交について議論。2日目の27日午前にエネルギー問題などについて意見が交わされる。安倍首相はサミット終了後、オバマ米大統領と広島市を訪問する。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 高橋舞子 ,mtakahashi61@bloomberg.net
今回は私にとって5回目のサミットとなりますが、議長国として身が引き締まる思いです。最大のテーマは現下の国際経済にどう対応していくかということだろうと思います。今こそ、G7として、あらゆる状況に対応しうる、そして、世界経済の持続的で力強い成長に貢献していく明確な力強いメッセージを発出していく。そういうサミットにしていきたいと思っています。
不透明さを増す世界経済、テロ・難民の問題、アジア情勢など世界が直面する様々な課題に、G7が共に立ち向かう。
議長を務める安倍総理の意気込みや会場の準備風景などを45秒程度の動画にまとめましたので、是非、ご覧下さい。
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『南沙諸島』
と
『北朝鮮』
問題が定義できるかどうかだと僕は思います
総理なら必ずやキッチリと全員の同意を得られることと思います
(^^)
そしてこの盛大な式典にもかかわらずこういう輩も出てきていることもお忘れなく

まさに『馬鹿左翼』です
(笑)
中日新聞も落ちたモノですね
こんなものを取り上げて嬉しいですか??
いい加減にしろ!(激怒)