首相 震災3年記者会見要旨
2014.3.10 23:54[東日本大震災]
【復興の具体策】
この1年、復興加速のために現場主義の徹底と役所の縦割りの打破を実行した。高台移転や災害公営住宅の建設は7割が開始し、来年3月までに200地区の高台移転と1万戸を超える住宅の工事を完了する。今年は被災した農地の7割で営農再開の見込みだ。震災4年目は被災地が復興を実感できる一年としたい。
【心のケア】
インフラや住宅の復興が進んでも、被災者の心の傷は癒やされない。被災者が孤立しないよう地域の見守り体制を作り、子供たちが安心して過ごせる居場所を作る。これからはハード面の復興のみならず心の復興に一層力を入れていく。
【福島の再生】
避難指示の解除を目指し、除染を進める。避難者への高速道路無料措置も延長する。福島県を貫く常磐自動車道の完成は復興の起爆剤となる。多くの観光客が訪れるよう来年の大型連休前までに全面開通する。
【東京五輪と復興】
2020年東京五輪は、東北が復興した姿を世界に発信する機会としなければならない。被災地を聖火ランナーが走る姿は世界に勇気を与える。震災の年に生まれた子供は6年後に小学4年生となる。この成長の歩みは、まさに復興の歩みだ。できるだけ多くの子供を東京五輪に招待したい。
【原発再稼働】
独立した原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの規制基準で徹底的な審査を行い、適合すると認められた原発について再稼働を進めていく方針だ。
我が国はたびたび訪れる困難と常に戦い克服してきた。
多くの犠牲のもとに今の繁栄がある
僕たちはこの事を忘れてはならない。
そしてこのいち早い復興は「安倍総理」なら可能であると確信する。(^^)
多くの犠牲者の方々のご冥福を祈り
半旗を掲げ
黙祷