オーストリア人「最高にクールなサムライを部屋の壁にペイントしてみた」 絵が苦手でも描けると称賛されていた手法
らばQさんよりの転載です
こちらはオーストリア人の家の壁にペイントされた、黒沢映画「七人の侍」の有名な1シーン。
なんと手描きだそうで、しかも全く絵のテクニックを必要としなかったそうです。
どんな風に描いたのか、メイキングの様子をご覧ください。
1.
まず必要なのは、まっさらな壁。
本人いわく、「この部屋はキッチンで、何もないこの退屈な壁をクールに見えるようにしたかった」とのこと。
まず必要なのは、まっさらな壁。
本人いわく、「この部屋はキッチンで、何もないこの退屈な壁をクールに見えるようにしたかった」とのこと。
2.
画材は黒インクといくつかの筆、ベタ塗りするためのローラーと、最低限のシンプルな物。
画材は黒インクといくつかの筆、ベタ塗りするためのローラーと、最低限のシンプルな物。
3.
そして秘密兵器となるのが、そうです、プロジェクター!
そして秘密兵器となるのが、そうです、プロジェクター!
5.
写真を、白黒2階調のシンプルに(モノクロベクター化)変換。
写真を、白黒2階調のシンプルに(モノクロベクター化)変換。
たいていのグラフィックツールであれば簡単にできる作業で、この方は無料で使えるサイト「Inkscape」を利用したとのこと。
「手順:Path > Trace Bitmap > Brightness cutoff」
「手順:Path > Trace Bitmap > Brightness cutoff」
6.
プロジェクタを使って画像を投影。解像度は1280x720。
プロジェクタを使って画像を投影。解像度は1280x720。
7.
ペイントしやすいように色を反転させます。
ペイントしやすいように色を反転させます。
8.
そしていよいよ塗装へ。
最初に2mmの筆で境界線を描き、残りの部分を12mmの筆で。大半はローラーを使って塗りつぶしたそうです。
そしていよいよ塗装へ。
最初に2mmの筆で境界線を描き、残りの部分を12mmの筆で。大半はローラーを使って塗りつぶしたそうです。
9.
そして完成したのがこちら!
慣れない作業であったこともあり、7時間を費やしたとのことです。
そして完成したのがこちら!
慣れない作業であったこともあり、7時間を費やしたとのことです。
手間はかかりましたが、このクオリティの高さは感動的!
素材を変えればいくらでも応用が利くだけに、家族の写真を使うなど、世界にただひとつの壁に塗装してみるのも面白そうですね。
なるほどね~(^^)
壁紙交換にこだわらなくても
こういう方法がありますね~!
良い雰囲気になること間違いなし!