岸田外相「慰安婦の補償問題は完全かつ最終的に解決された。韓国との協議には応じない」
岸田文雄外相は22日の衆院外務委員会で、旧日本軍慰安婦への補償について、日韓国交正常化時の請求権協定により
「解決されたと確認されている。紛争は存在しない」
と述べた。協定の解釈や実施をめぐる「紛争」は外交的に解決するよう3条で定めるが、補償問題は対象外との日本政府の立場を明らかにした。
韓国では2011年に憲法裁判所が旧慰安婦への補償について日本と外交交渉をしないのは違憲と決定し、韓国政府が日本政府に協議を求めている。岸田氏はこの日の委員会で、韓国政府の要請は協定の3条に基づくと認める一方、2条で補償問題は「完全かつ最終的に解決された」と記されており、3条により解決すべき「紛争」に含まれないとの認識を表明。
韓国政府が求める協議には応じない考えを示した。共産党の笠井亮氏に答えた。
http://www.asahi.com/politics/update/0522/TKY201305220441.html
韓国では2011年に憲法裁判所が旧慰安婦への補償について日本と外交交渉をしないのは違憲と決定し、韓国政府が日本政府に協議を求めている。岸田氏はこの日の委員会で、韓国政府の要請は協定の3条に基づくと認める一方、2条で補償問題は「完全かつ最終的に解決された」と記されており、3条により解決すべき「紛争」に含まれないとの認識を表明。
韓国政府が求める協議には応じない考えを示した。共産党の笠井亮氏に答えた。
http://www.asahi.com/politics/update/0522/TKY201305220441.html